【横浜市保土ケ谷区】土日祝日限定の幸せ!松原商店街の老舗和菓子店「うさぎや」のおいわけ餅
■「保土ケ谷の逸品」めぐり
保土ケ谷区政100周年を記念して選定された「保土ケ谷の逸品」。その認定を受けた店舗と自慢の商品を紹介します。
今回は洪福寺松原商店街で長年愛されている、「御菓子司 うさぎや」へ伺いました。

「御菓子司 うさぎや」から「保土ケ谷の逸品」に認定されたのは、土日祝日限定で販売されている「おいわけ餅」です。

「おいわけ餅」は、うさぎやの先代ご主人の時代から受け継がれている商品。取材したところ、元々は年末年始用の「のし餅」をつくる際にあまった切れ端のお餅が起源だそう。近所の方や常連さんに配っていたものが次第に評判となり、「商品として売って欲しい」という声が多数寄せられたため、今の形となりました。
ちなみに「おいわけ」は、お店の近くにある東海道と八王子道の分岐点「芝生の追分」から名付けたとのこと。

こちらは断面。なめらかなお餅にこしあんがたっぷり包まれています。
お餅は100%国産米。こしあんは北海道産の小豆を使用しています。当日のお召し上がりがおすすめとのことですが、少し時間が経って堅くなった場合は少し焼いてもおいしく食べられます。
基本的には土日祝日のみの販売ですが、事前の電話予約でその他の日でも購入が可能とのことです。

こちらがお餅をつく際に使用している機械。奥のせいろで蒸したもち米を機械に投入し、丹精を込めてお餅をつくっているのだそう。

「御菓子司 うさぎや」では、季節限定の商品も豊富。茨城県産の栗をたっぷり使ったこちらは、年末までの限定商品です。

瓶詰の甘露煮も販売されていました。

また、「御菓子司 うさぎや」は建物の老朽化のため、2026年1月ごろに移転を予定しています。移転場所は同じ洪福寺松原商店街の中。以前陶器などを販売していたお店があったところです。
「少し場所が変わっただけでも、人の流れが違うので、新しい出会いがありそうで楽しみ」とご主人も語ってくださいました。

やさしい甘さに癒される、松原商店街の和菓子店「御菓子司 うさぎや」。ぜひ一度訪れてみてください。

「御菓子司 うさぎや」はこちら↓





