【横浜市保土ケ谷区】上星川から駅徒歩約1分。コーヒースタンド「壹尺珈琲」がオープンしています。
上星川駅から徒歩1分ほどのところに、自家焙煎のコーヒースタンド「壹尺珈琲」がオープンしました。
2025年6月30日から約1カ月間のプレオープン期間を経て、7月24日に無事グランドオープンを迎えました。
壹尺は「いちしゃく」と読みます。
オーナーの内田さんが、生まれて初めてひとりで訪れた喫茶店にも「壹」という字が使われていたそうで、まさにコーヒーとの出会いを象徴する漢字。コーヒータイムが「1尺(約30cm)のスペースでも楽しめるもの」という意味も込められているのだとか。

オーナーの内田さん
内田さんは元サラリーマン。システム関連企業の専門部署で、Webやパンプレット、リアルイベントのブースなど様々なものをデザインする、専任のデザイナーでした。

お店のロゴなども、もちろんご自身のデザイン。
「6月にお店をプレオープンさせて、今は来店してくれたお客さんの要望を聞いたり、リアクションを見たりして、少しずつお店のサービスを創っている段階です。そういった意味では、受け手に応じて様々なアプローチを考えるデザイナーの仕事とも近しいというか、不思議なところで経験が活きているなと感じます」と内田さん。
元々コーヒー好きだった内田さんが、さらにどっぷりとその世界にはまったきっかけは、コロナ禍だったそうです。「最初は自宅で焙煎をして一人で楽しんでいました。そこから資格を取って、焙煎した豆をオンライン販売するようになり…今に至っています」
珈琲豆の焙煎が自宅でできるとは知りませんでした…!
お店には、大阪のメーカーから取り寄せたこだわりの焙煎機も鎮座。定休日の火曜日に焙煎を行っているそうです。
「あまり敷居の高すぎない、でも日常にちょっと彩りを添えられるような。そんなお店を目指しています。コアなコーヒーファンの方はもちろん、ただぼーっとしたい方も、みんなにとって居心地の良い場所をつくれたら」お店の今後について、そう語ってくださいました。
上星川をはじめとする地域との繋がりも深めていきたい、とのこと。シェアロースターや夜カフェ、フードメニューの構想もあるそうで、これからの展開にも目が離せないお店です。
取材した日は、全国で40°C以上を記録する場所が多発した灼熱の日。すっきりとした味わいの「水出しアイスコーヒー」をいただきました。
真夏にぴったりのごくごく飲めるアイスコーヒーです。16号線にあるお店は、ふらりと立ち寄れるためテイクアウトの需要も多いそう。
暑さしのぎにぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「壹尺珈琲」はこちら↓